The Holidayについて
何度見返しても、マイベストムービーは「The Holiday」だなと思う。
何度心が折れそうな時に見返して泣いたことか。いつも布が絞れるくらい泣いてしまう。割とよくありがちなストーリーだけど、いつも深くに突き刺さる言葉がある。毎回映画を見るたびに字幕を写メったり検索したりしてるので、もうここに記録することにする。笑
主人公の1人、アイリスは、同じ会社に何年も思い続けているジャスパーっていう男性がいる。ジャスパーは思わせぶりで、私たち付き合ってるのかな?とアイリスに思わせるけど肝心なことは言わない。アイリスは健気に思い続ける。
クリスマスの日、アイリスはジャスパーにプレゼントを渡す。ジャスパーからのお返しはない。その直後、会社の皆の前で、ジャスパーは他の女性と婚約したことを発表する。
一人傷つくアイリス。休暇をとり、ホームエクスチェンジをして海外に逃げるアイリス。新しい出会いもあるし充実した毎日を送るけど、ジャスパーのことが忘れられない。携帯にはジャスパーから心配しているメールがじゃんじゃん届く。揺れるアイリス。
とある男性と知り合い友達になるが、その男性も失恋し、アイリスに話を聞いてもらう。そのときにアイリスが男性に切ない思いを吐露する。
失恋とは 自分がちっぽけに思えて 心がきしんでズキズキ痛むのよ
髪型を変えても、ジムで汗を流しても、友達とワインを飲んでもダメ
毎晩ベッドで彼の思い出にふけり 自分の何が悪かったのか思いを巡らせる
一瞬でも幸せだと思った自分を哀れみ
彼が戻るかもと心の片隅で期待する
でもいつか、長い苦悩も必ず終わる
新しい場所で、新たな大切な人と出会える
砕けた心は元通りになる
涙の日々、虚しく過ぎ去った日々・・・忘れられるわ
この映画の見所はいくつもあって、たぶんほとんどの人がいちばん心に残るシーンは上のシーンじゃないと思うんだけど、なんていうか、未だに初めてひとりで見た時のこの言葉、というかアイリスの存在に救われた感が消えないんだと思う。笑
アイリスが異国の土地でゆっくり傷を癒しながら、風に吹かれて目を瞑るシーンとか大好き。すごく胸を打つ。
もうほぼこの映画のすべてが好きと言っても過言ではないほど好き。出てる役者さんも全員好きだし、Hans Zimmerの手がける音楽もすばらしい。クリスマスシーズンのお話なので、イベントの中でクリスマスが一番好きな私得だし景色もステキ。後味もとてもよい。
毎年クリスマスが近くなると見返したくなる。