ONCE / マレーナ
日曜は暇だったので、映画を2本見た。
1本目は『ONCE ダブリンの街角で』。
アイルランドのダブリンを舞台に、売れないストリートミュージシャンの男とチェコ系移民の女が出会う物語。
主人公二人の名前が最後まで出てこないのと、撮り方がホームビデオ風で新鮮だった。 あんまり全体的に台詞も多くなくて、曲を作る過程でMVみたいに何度も歌が出てくるんだけど、この歌が素敵で何度も繰り返し聴いた。アンビエント風って言うのかわからないけど、なんだかとてもアイルランドっぽかった。←曖昧
聴いてたら涙ぶわぶわ出てきた。
2本目は『マレーナ』。
シチリアを舞台に、マレーナという女性に一目惚れする少年の視点で描いた物語。
マレーナは戦争に行った夫をひとりで待っているんだけど、あまりの美しさ故に、男からはいやらしい目で見られ、女からは嫉妬の対象にされる。そのうち夫が戦死したという知らせが届いて、色々あって娼婦になる話。
これを見たのは、紛れもなくモニカ・ベルッチが見たかったからなんだけど、 もう妖艶すぎるでしょ。この人なに。美しすぎるでしょ。 3回くらいイメチェンする時があるんだけど、漏れなく息を呑んだよね…。タバコを咥えたマレーナに、男達が一斉に火を差し出すシーンめちゃくちゃかっこよかったです。
しかしこの話、マレーナ以外の人間の醜さがこれでもかと凝縮されていて不快な気分に何回なったことか。 嫉妬してリンチする女もだけど、あれだけ気持ち悪い目で見ておきながら、いざというとき知らないふりする男達が胸糞すぎた。最後までマレーナは悪いことしてないと思ったよ、私は!ほんとむかついた!笑 モニカが見たかっただけで期待してなかったけど、なかなか好きな感じの映画だった。 見たあと余韻が残るし思い出す。
見た後に好きな役者が増えていくこの感じ良いですな♡
綺麗すぎ♡